Thursday, September 18, 2008

台風13号

台風13号は19日正午には四国沖、19日午後6時には紀伊半島沖の海上を通過する見込みだ。20日には関東に接近する可能性がある。

 台風の接近に伴い、19日午後6時までの24時間に、四国の太平洋側で350ミリ、近畿南部では300ミリの雨が降る可能性があり、気象庁は警戒を呼びかけている。

 鹿児島県奄美市では18日、警戒作業中の男性が死亡。宮崎県日向市と日南市、鹿児島県肝付町で住宅計3棟が土砂崩れで全壊した。

 台風13号の影響で羽田空港と四国・九州を結ぶ午前の便を中心に、日本航空は8便(午前9時現在)、全日空は6便(同8時)の欠航を決めた。

 ■東海地方は大雨続く

 東海地方は18日夜から三重県を中心に大雨が降り続いている。同県尾鷲市で19日午前10時すぎまでの24時間雨量が580ミリに達した。台風は19日夜に最接近する見通しで、太平洋沿岸を通る可能性が高まっていることから、愛知県の東三河地方などで豪雨が予想されるという。

 津地方気象台によると、三重県南部に湿った南東風が吹き込んで雨雲が発達。尾鷲市では18日午後10時15分までの1時間に、同市の9月の時間雨量としては観測史上4番目となる120.5ミリを記録した。同日夜から19日朝にかけての雨は、台風が通過している九州や四国、近畿地方を上回る激しい勢いとみられる。

 今後も引き続き大雨が予想され、各地の気象台によると、19日朝から20日朝までの24時間の予想雨量が三重県南部の東紀州地域で400ミリ、伊勢・志摩地方で300ミリ、県中部で200ミリ、北部で150ミリの見込みという。緩んだ地盤による土砂災害とともに、今後強まる風と波への注意を呼びかけている。また、愛知県200ミリ、岐阜県120ミリになる見通しという。

 また愛知県内は19日夕方から20日未明にかけてがピークになる見通し。ただ、県内の午前中の雨量は1時間あたり30ミリ以下という。

 尾鷲市では人口の8割にあたる1万7545人に避難勧告が出て、19日午前4時ごろのピーク時で避難所11カ所に58人が避難した。

 ■四国では臨時休校

 高知県、徳島両県で計25世帯約30人が自主避難したほか、四国・各地で学校が臨時休校し、交通にも影響が出た。台風は同日夕に近畿南部に近づくとみられ、気象庁は風雨や土砂災害への警戒を呼びかけている。

 同庁によると、台風13号は19日午前、室戸岬の南約90キロを時速約30キロで北東に進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。同日午前11時までの24時間降水量は奈良県上北山村の日出岳で568.5ミリ、徳島県那賀町木頭で250.5ミリ、高知県馬路村魚梁瀬で159.5ミリ、高松市香南町で49.5ミリなどを記録した。

 高知県土佐清水、須崎市など6市町村の一人暮らしのお年寄りら15世帯15人が近くの公民館などに自主避難。徳島県でも県南部の美波、那賀両町の山間部で10世帯11人が自主的に避難した。高知県では公立の小中学校59校が臨時休校徳島、岡山、和歌山県でも小中学校の臨時休校が相次いだ。和歌山県新宮市東敷屋では山の斜面が崩れ、約50メートルにわたって市道が土砂で埋まった。けが人はなかったが、通行止めになっている。

 高松空港ではソウル(韓国)行きなど計10便、徳島空港でも羽田行き1便がそれぞれ欠航。高松と東京を結ぶ寝台特急「サンライズ瀬戸」は19日夜発の便が上下線とも運転を休止した。紀勢線の特急列車は白浜~新宮間で運転を取りやめた。本州と四国間で運行する長距離フェリーなども欠航した。

 20日午前6時までの24時間の降水量は、近畿南部が350ミリ、四国太平洋側で250ミリと予想される。局地的に風雨が強まるところもあり、1時間当たりの最大降水量は近畿南部と四国太平洋側が70ミリに達する見込みという。

asahi.com

ドキドキしますよねぇ

Thursday, September 04, 2008

「マカ100%」回収命令

愛知県生活衛生課は4日、同県小牧市の運輸・食品販売会社「サンシントレーディング」(平手正男社長)がペルーから輸入・販売した健康食品「マカ100%」に、日本で禁止されている放射線照射が行われていたとして、食品衛生法に基づき同社に商品の回収を命じた。

 マカは豊富なビタミンなどを含む植物で、精力増強などに効果があると言われ、「天然のバイアグラ」とも呼ばれる。健康被害は確認されていないという。

 同課によると、同社が06年10月にペルーから米国を経由し輸入したマカの粉末に、殺菌のための放射線が照射されていた。食品衛生法は一部の食品を除き、放射線の照射を禁止している。粉末の原産国はペルーで、ペルーもしくは米国で照射されたらしい。

 同社は粉末を錠剤に加工し、インターネットで全国に販売。販売実績は不明だが、少なくとも07年7月から08年8月までの間に、300粒入り商品(3980円)が568本販売されるなどし、輸入した2000キロのうち、約1900キロが製品として出荷された可能性があるという。

 同社は県の調べに対し「放射線照射は知らなかった」と話しているという。【安達一正】

毎日新聞

これ、普通に売ってるヤツじゃない?