Thursday, September 13, 2007

左脛骨高原骨折の梶山

梶山左ひざ骨折!五輪予選出場絶望


 反町ジャパンに衝撃が走った。12日の北京五輪アジア最終予選のカタール戦で決勝点を挙げながら左ひざを負傷し、途中交代したU―22日本代表のMF梶山陽平(21=FC東京)が13日、埼玉県内の病院で検査を受け、左脛(けい)骨高原(こうげん)骨折で全治3~4カ月と診断された。最終予選の残り3試合の出場は絶望的。主力ボランチの離脱は4大会連続の五輪切符獲得へ向け、反町ジャパンに大きな痛手となった。

 左足に巻かれたギプスが痛々しかった。埼玉県内の病院での検査を終えた梶山は「またゆっくり話をしますので」とだけ話し、松葉づえを突いて車に乗り込んだ。カタール戦でジャンプの着地の際に左ひざを負傷。試合後は「じん帯ではないので大丈夫だと思う」と話していたが、実は全治3~4カ月の重傷だった。

 クラブ関係者によると脛骨が約2ミリ陥没しており、患部には約50CCの血液がたまっていたという。手術の必要はないが、ランニング再開までに約2カ月を要する見通し。最終予選の残り3試合(10月17日アウエー・カタール戦、11月17日アウエー・ベトナム戦、同21日ホーム・サウジアラビア戦)の出場は絶望的だ。

 梶山は北京五輪アジア予選9試合中8試合に先発。唯一、出場しなかった6月6日のマレーシア戦は、2次予選突破決定後で主力の招集は見送られていた。不動のボランチとして攻守に貢献度は高く、12日のカタール戦では決勝点となる貴重なゴールを挙げた。

 次戦10月17日のカタール戦は本田拓も出場停止で、ダブルボランチを欠く緊急事態。代役候補には青山敏、小林、上田らが挙がるが、経験不足もあり不安は残る。この日は自宅で完全休養した反町監督は、きょう14日のスタッフ会議でさっそく対応策を話し合う見込みだ。2勝1分けでC組首位に立つ反町ジャパンだが、厳しい内容の試合が続いている。梶山の離脱がチームにもたらす影響は計り知れない。

スポニチから
 靭帯じゃなくても骨折じゃぁ。

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