気腫疽菌に人が初感染
千葉県の船橋市立医療センターは22日、昨年2月に搬送され死亡した同県内の50代男性から、牛や羊などに高熱などの激しい症状を引き起こして死なせる「気腫疽(きしゅそ)菌」が検出されたと発表した。この菌は土の中に多く生息するが、人への感染が確認されたのは初めてという。
男性は、けが、持病に加え風邪で体調を崩しており、同センターは「免疫力が弱っていた可能性がある。健康な人に感染するかどうかは不明で、今後同様な症例を集めて詳しく調べたい」としている。
男性は昨年2月、土木作業中に胸に打撲を負い、翌日になって患部の状態が悪化して心肺停止となった。いったん蘇生(そせい)したが、同センターに搬送され2時間後に死亡。気腫疽菌感染によって発生したとみられるガスが、全身の血管などに広がって壊疽(えそ)状態となっており、胸の組織などを国立感染症研究所が調べた結果、菌が見つかった。
気腫疽菌は、日本を含む世界中で牛や羊などに感染し、高熱や筋肉の壊疽など急性症状を引き起こす細菌。家畜伝染病予防法に指定されている。
nikkansportsから
初でも人間でもなってしまったからには気をつけないとっ。
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