Thursday, July 19, 2007

実行犯2人は服役中に知り合う

高山金塊強奪 実行犯2人は服役中に知り合う
2007年07月20日09時09分

 岐阜県高山市の観光施設で3月、約100キロの金塊(約2億5000万円相当)が強奪された事件で、犯行を主導したとみられる北九州市小倉北区宇佐町、無職呉吉身容疑者(40)は、大崎龍一容疑者(55)=強盗致傷容疑で指名手配=と服役中に知り合い、福岡県芦屋町緑ケ丘、建設業堀川耕平容疑者(23)は知人の暴力団関係者の紹介で犯行に加わっていたことが19日、分かった。岐阜地検は同日、呉、堀川両容疑者を強盗致傷の罪で起訴した。

 また、同地検は、細断した金塊が転売された貴金属業者などの協力を得て、金塊の行方をすべて解明したと発表した。

 岐阜県警などの調べで、呉容疑者と大崎容疑者はともに、福岡県内に拠点を置く指定暴力団の関係者と判明。呉容疑者は大崎容疑者について「服役先の熊本刑務所で知り合った」と供述しているという。呉容疑者は強盗罪などで、大崎容疑者は強盗未遂の罪で、それぞれ服役していた。

 堀川容疑者は呉容疑者らと面識はなく、事件直前に犯行グループに加わったという。堀川容疑者は「知り合いの暴力団関係者の紹介で知り合った」と供述しているといい、県警は呉容疑者らの周辺人物についても調べを進めている。

 同地検によると、金塊のうち約53キロ分は呉容疑者の自宅から押収。呉容疑者の供述から、転売するなどした業者など数カ所の特定を終えた。呉容疑者らは転売した利益として数千万円を手にしたと見られ、追及している。

 呉容疑者と大崎容疑者は犯行前の3月10日夜と11日日中に同館を下見し福岡県に戻り、犯行前日の17日には堀川容疑者を加えた3人で入館し、金塊の保管状態や従業員数を調べた上、車内で泊まり、犯行に臨んだという。

 3回の下見や福岡県との往復には盗難車を使用。犯行当日は、高山市内で別の軽乗用車を盗んで同館に乗り付け、逃走の途中、乗って来た元の盗難車に乗り換えた。金塊強奪に使った工具の一部は、前日に高山市内で購入したという。

 岐阜地検は、盗品等処分あっせん容疑で逮捕され、処分保留で釈放したルーマニア国籍の呉容疑者の妻(24)を19日、嫌疑不十分で不起訴とした。

asahi.comより
 結局、服役して、出てきてもまた悪いことするんだねぇ。

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