楽天・田中プロ初勝利!29日デビューへ
<横・楽>7回3失点でオープン戦初勝利に笑顔でナインを出迎える田中
【楽天5―3横浜】楽天の高校生ドラフト1巡目、田中将大投手(18)が19日の横浜戦で7回を投げ、5安打3失点で「プロ初勝利」を挙げた。相手先発は球界最年長、43歳の工藤公康投手。5四球と制球に苦しみながら、25歳年上の大ベテランの投球を参考に修正する能力の高さを見せた。この1勝で先発ローテーション入りは確定。29日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で公式戦デビューを飾ることが濃厚となった。 ふらつきながらも立ち直った。終わってみれば7回3失点でプロ初勝利。田中が苦しみながら結果を出した。 「(初勝利は)公式戦で、ですね…。結果としていいように見えるけど内容は悪い。もっと勉強していく立場なので学ぶことは多いですね」 初回1死1塁から3連続四球で押し出し。続く吉村への3球目はワンバウンドで田中の前へ転がった。飛び出した一塁走者・鈴木尚を刺したがその間に2点目を失った。18歳が浮き足立つのも仕方がない。しかし、通算215勝左腕の存在が田中の助けになった。「走者を出すまでポンポンとストライクを取って自分の投球ができる。技術が凄い。同じ流れ(フォーム)から、いろいろな球が投げられる」 初めて実戦で使ったツーシームが決まりだし、2回以降は立ち直った。4回の攻撃中のキャッチボールでは工藤がカーブを投げるとカーブを投げ、一塁にけん制球を投げれば、けん制のジェスチャー。身も心も工藤になり切った。「投手はリズムが大事」(田中)という最高の教材が母・和美さんと同い年の工藤だった。ともに7回を投げ、被安打5。田中が3失点で、工藤が4失点だったが、内容では田中の完敗だった。それでも6回に入る直前に野村監督から「三者凡退で抑えたらもう1回いかせる」と言われ、その言葉通りに3人で片づけて、7回も投げる権利を得た。 「最年長と最年少の対決は最年少に軍配。内容は工藤の方がいい。不可解だよな。でも、それが野球」と野村監督。「辛うじて(先発陣の)5番手か6番手のところ。(阪神時代の)井川(現ヤンキース)と同じで良くても悪くても使う。若い子のために犠牲になりましょう」と続けた。 29日のソフトバンク戦(ヤフードーム)でのデビューが濃厚だ。田中は「これからどんどん抑えてこそ本物だと思う」と言う。求められるのは結果。18歳でも43歳でもそれは同じだ。
スポニチより
やっぱりすごい子だねぇ。落ちぶれなきゃいいねぇ。
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