Saturday, June 16, 2007

2か月遅れの「曳山祭」

能登復興への願い込め、2か月遅れの「曳山祭」


能登半島地震のため、2か月遅れで行われた「曳山祭」(石川県輪島市河井町で) 能登半島地震で延期されていた石川県輪島市河井町、重蔵(じゅうぞう)神社の「曳山(ひきやま)祭」が16日、2か月遅れで行われ、桜の造花で飾られた総輪島塗の山車(高さ約5メートル)が、復興への願いを込めて街を練り歩いた。

 曳山祭は例年、4月上旬に開かれる。今年は「地震で家を失った人もいるのに、祭りをしてもいいのか」と中止も検討されたが、「復興の景気づけに」という住民らの声に後押しされ、2日間の日程を1日に、山車の巡行距離を約2キロから約300メートルに、規模を縮小しての開催を決めた。

 笛や太鼓のお囃子(はやし)の中、厄年にあたる男衆約30人に引かれた山車が「ギシギシ」と音をたてて動き出すと、観衆は盛んにカメラのシャッターを切り続けた。

 近くの主婦日野正子さん(58)は、「ようやく、街の人たちの生活も元に戻り始め、祭りが『長い冬』の終わりを告げているようですね」と目を細めていた

YOMIURIより
 遅れててもできてよかったよねぇ。

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