クリムトの絵、ばらばらにオークションに…高額なため
【ロサンゼルス=古沢由紀子】ウィーン世紀末美術を代表するオーストリアの画家グスタフ・クリムト(1862~1918年)の「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像2」など4点が11月に米ニューヨークで競売にかけられる見通しになった。
競売商のクリスティーズが明らかにした。
ナチスがユダヤ人実業家から没収した5点のうちの4点で、ウィーンの美術館に展示されてきたが、今年3月ロサンゼルス在住の実業家の親族に返還された。
当初、親族側は5点をまとめて美術館に売却する予定だったが、高額なため買い手がつかず断念。ニューヨークの美術館が最も有名な肖像画1点を史上最高額で購入した。今回、「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像2」や風景画などほかの4点も、それぞれ独立した形で競売にかけられることになった。「ウィーンの至宝」と呼ばれた5点の絵画は、ちりぢりになる可能性が高い。専門家は4点の価値を計1億ドル(116億円)以上と推定している
YOMIURIより
そんな高くても買う人いるんだものね。
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